はじめに
私ちゃんこは、2019年にマルオを病院で、2023年にマルコを自宅で出産しました♬
今回は、自宅出産と病院での出産を比較したいと思います。
出産場所で悩んでいる方の参考になればと思います。
なお、ここに記した情報は、私の体験によるものです。
自宅出産に関しても、病院での出産に関しても、
医師、助産師、病院、助産院の方針、さらに自治体の方針などによって
細かい部分は変わってくるかと思います。
記事の内容を参考にしていただくと同時に、
皆様が実際に関わる諸先生方への確認を、必ず行うようにしてくださいね♬
また、タイトルでは『VS』となっておりますが、
自宅出産と病院での出産に優劣をつけるような意図はございません。
あくまで個人の感想と、体験した事実の記録となりますことをご了承ください。
では!!早速♬
徹底比較 自宅出産VS病院出産
立ち会いについて
私が出産した2023年2月感染症との闘いが続いており、
大きな病院は軒並み立ち会い出産ができない状態でした。
これは、皆さんがこの記事を読まれている時には感染症が収まって、
立ち会い出産を再開している病院が多いかもしれませんね♬(そう切に願います。)
また、2019年、マルオを出産した時は、普通に立ち会いができました。
家で陣痛が始まってから出産後3時間くらいは夫とずっと一緒にいることができました。
なので、ここでは自宅出産と、通常の立ち会いができた場合の病院での出産について比較します。
まず、病院での立ち会いは、(病院によると思いますが)夫やパートナー1人までと決まっていました。
なので、上の子がいる場合や、他の家族の立ち会いはできませんでした。
また、付きっきりの夫が休める場所などはなく、
椅子でウトウトしているような状態でした。
自宅出産では、出産する本人が望めば、どなたでも何人でも立ち会うことができます。
私は周囲に気を使ってしまう性格なので、夫とマルオだけの立ち会いを希望しましたが、
出産される方のお母さまやごきょうだいの立ち会い、場合によってはご友人の立ち会いも可能です。
また、立ち会いの家族が疲れた時にはすぐに横になったり
食事やトイレも自由に可能です。
マルオは陣痛に耐える母の横で時おり腰をさすりに来たりしながらテレビを観たり遊んだりしていました。笑
他のことでも言えるかと思いますが、かなり自由度が高かったです。
上の子の立ち会い
友人や家族などに自宅出産の話をすると、必ずと言っていいほど、
マルオが立ち会うことを心配されました。
- 苦しんでいる母親を見たくないのではないか?
- トラウマになるのではないか?
- 赤ちゃんがお母さんを苦しめたと認識して、赤ちゃんを嫌いになるのではないか
など、本当にたくさん心配の言葉をかけていただきました。
私自身も不安がなかったわけではありません。
マルオがどのような反応をするのか、想像もできませんでした。
助産師さんにその不安を伝えると、
『案外、子供は平気なものよ』
とのこと。
その言葉を信じて、決心しました。
出産前には、
『赤ちゃんを産む時には、狭い出口から赤ちゃんが出てくるからとても痛いの』
『大きな声を出しちゃうくらい痛いけど、普通のことなの』
『赤ちゃんが産まれたら痛く無くなるの』
『痛い時には背中をさすってくれると少し楽になるんだよ』
などと伝えておきました。
結果。
陣痛中に腰をさすってくれたり、呼吸を一緒に整えてくれたり。
![](https://acchi-kocchi-kosodate1225.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_9668-1024x768.jpg)
分娩中には、マルコの頭が出てくる様子も体が出てくる様子も
興味深そうに見て、お産に参加してくれました。
出血もありましたが怖がる様子もなく、
「やったー!!赤ちゃん生まれた!初めて見たー!!」
と自分のカメラで写真を撮ってはしゃいでいました。
へその緒を切ったのも嬉しかったらしく、
保育園で自慢していたとか。笑
もちろん、お子さんの性格などにもよると思いますが、
私たち家族は、兄になるマルオがお産に参加してくれてとても良かったと感じています。
リスク管理
出産場所に自宅を選ぶ時に、一番気になるのはリスクについてかもしれませんね。
(私はそうでした)
これに関しては、検討している、もしくはお世話になる助産師さんに
きちんと確認して、納得した上で出産していただきたいです。
などなど、
気になることは、解決して、納得してお産に臨みましょう。
基本的には、
妊娠中の合併症がなく、切迫早産などの兆候がなく、また血液検査などでも問題がない場合にしか
自宅出産は選べないと思います。
なので自宅出産を検討している場合には、日頃から食べすきや飲みすぎ、運動不足に注意して、
健康な身体でいたいですね♬
出産は病気ではありませんが、何が起きるかわかりません。
超緊急時には、病院でそのまま処置が行われるのと、搬送されるのでは
多少の時間的なラグが生じます。
ご家族ともたくさん話し合ってみてくださいね。
緊急時には、病院で処置を行う場合と比較し、搬送に時間を取られる可能性がある。気になることは、事前によく確認し、ご家族と話し合いましょう♬
値段
出産でお金の話をするのもどうかなと思いつつ、
絶対に気になる部分だと思いますので記載します笑
ただ、何度も繰り返しにはなりますが、
助産院や自治体によっても変わる部分かと思いますので、
しっかり確認していただくようにお願いします。
マルコ妊娠時、私は30週近くまで、総合病院の産婦人科に分娩予約をしていました。
なので、そこでかかる入院費用などの説明も一通り聞いていました。
助産師さんに金額を聞くまでは自宅出産の値段って、
「なんだか自宅で産むなんてマイナーなことだしリスクもあるから、高そう」
と思っていたのですが…
実際は
「あれ??病院よりだいぶ安いぞ」
という感じでした。
具体的には病院マイナス10万円くらい。
ただし、注意。
病院より安いのは、入院費(差額ベッド代や食事代など)が含まれてないから。
自宅出産では産後も自宅で過ごすので、その期間の食事代などは
当然出産費用とは別でかかります。
比較する病院や自治体、助産院によって違いはあると思いますが、「自宅出産=高い」ではなさそう。
家族の役割
産婦さんや新生児への家族の関わりですが、
病院での出産の場合、出産が終わってしまえば、
(入院中は)病院と産婦さんにお任せということがほとんどだと思います。
しかし、自宅で出産した場合はそうもいきません。
出産後すぐに、赤ちゃんとの生活が始まります。
産後1週間は助産師さんが通ってくれますが、
それ以外の時間は家族で乗り切らなくれはいけません。
なので、
ご主人やご家族の協力は絶対です。
ご家族にどの程度協力してもらえるか、しっかりと確認しておきましょう!
まとめ
出産をどこでするかは、家族にとってとても重要な選択。
考える間も無く病院を選択する方が多いとは思いますが
自宅出産という選択肢があることも皆さんに知ってもらえたらと思い記事にしました。
どちらがいいとかではなく、
みなさんとご家族にとってどこで産むのがベストか、考えるきっかけになればと思います。
これを読んだ皆さんが、
満足度の高い幸せな出産ができることを祈っています!