はじめに
2023年2月に自宅出産しました!!
私が自宅出産を選んだきっかけなどはこちら
今回は、自宅出産当日のレポを書きたいと思います!
バレンタインの朝
朝5時前から生理痛のような痛みが20秒から40秒続くように。
間隔は10分から35分とバラバラ。
7時ごろに念の為、助産師さんに連絡。
「前駆陣痛だと思うから様子を見て、一定の間隔になるようなら連絡して」
とのこと。
もうすぐ赤ちゃんに会えるのかなとドキドキ♡
自宅でマルオの保育園の準備や朝食の準備をしていると、
気づいたら陣痛が遠のいてしまいました。
「また同じようなのが来ると思うから、たくさん動いてね」
「ご家族はとりあえずいつも通りの生活で大丈夫」
と助産師さんに言われたため、夫は出勤し、マルオを保育園に送りました。
午前中は…
家事がひと段落した10時頃から、近くの公園へ。
動くようにとのことだったので、たくさん歩くことに。
早歩き(妊婦なりの笑)でウォーキングを1時間弱行いました。
破水したらどうしよう、陣痛が強まったらどうしよう、と少し不安でした笑
ウォーキング中は時折お腹が張る感じがあったものの
陣痛と感じるものはなく。
帰宅後はお昼ご飯をいつも通り食べました。
お昼過ぎから…
お昼ご飯を食べたあとから、朝と同様の痛みが。。。
10分〜25分間隔で間隔は定まらず。
強さも動けなくなるほどではありませんでした。
助産師さんに連絡すると
「夕方、一回見に行きますね」とのこと。
いつでも助産師さんにLINEや電話で連絡・相談できるのは安心でした。
陣痛の合間にマルオを保育園にお迎えに行き、
17時ころ助産師さんに来ていただきました。
ですが、なんとそのタイミングでまた陣痛が遠のき。。。
NSTもやってもらいましたが有効な陣痛は来ず。笑
「たぶん、今夜か明日には産まれるから、また連絡してね♬」
とのことでした。
助産師さんが帰って30分ほど経った頃、
陣痛再開。笑
え?いま帰ってもらったのにまた呼び戻すの気まずい。笑
陣痛間隔を計りながら少し様子を見ることに。
18時半ごろ夫が帰宅。
来客用の布団をリビングに敷き、湯たんぽやバスタオルなどを準備。
21時ころ、陣痛間隔が10分を切ることが増えたので、助産師さんに電話(何度目だろう笑)
21時半過ぎ、助産師さんが到着しました。
必要な物品のほとんどは助産師さんが用意してくださっていて、用意する必要があったのは、バスタオルと湯たんぽ、赤ちゃんの産着くらい。
陣痛中の過ごし方は?
夜間の過ごし方
助産師さん到着後、リビングで内診してもらうと子宮口は5cm開いているとのこと。
陣痛は8〜12分くらいの間隔で来るものの、なかなか強まらず。
「今のうちに休んでおきましょう。マルオくん寝かしつけて、みんなも一緒に寝ちゃって」
とのこと。
「なるべくいつも通り、過ごしてくださいね」
とも言われました。
陣痛中も自宅で過ごせて、家族と一緒に休めるのは自宅出産の特別なところですね♬
2階の寝室で絵本を読みながらマルオを寝かしつけ、夫も私も寝ることに。
とはいえ、私は陣痛の最中。
合間にウトウト眠り、痛みでまた起きるような状態でしたが、
家のベッドで家族と一緒にいる状態なので、リラックスできました。
この時の痛みは、トイレに行くのがちょっと大変なくらい。
声が出てしまうような痛みではなく、いきみたい感じもなく
まだ産まれなそうだなという感じ。
経産婦は出産まで早いと思っていたので、ちょっと拍子抜け笑
ちなみにこの間、助産師さんは、
1階のリビングで仮眠して待機してくださっていました。
なので突然の破水や、お産の進行があっても大丈夫、という安心感が強かったです。
結局朝4時頃に落ち着かなくなり、
マルオは寝かせたまま、夫と私はリビングに降りました。
なかなか進まないお産について助産師さんに質問したり、
助産師さんが今まで体験されたお産のお話を聞いたりしながら
ゆったりと朝を迎えました。
朝になりました
目に見える進行がないまま、朝を迎えました。
6時頃、陣痛の合間にトイレに行くとドロッとした塊とともに出血が!!
びっくりして用を足す姿勢のままトイレの扉を開け「すいませーん」と助産師さんを呼び、
塊と出血を確認してもらいました。
「卵膜が剥がれたんだね、大丈夫、お産が進みだすよ」
とのこと。
「マルオが起きてくるのを待って産まれるのかな」
なんて大人たちは勝手に想像。
マルオにお産を見てもらいたかった私の気持ちを赤ちゃんが分かってくれて、
夜中に産まれるのはやめてくれたのかな?なんて。
このタイミングで、助産師さんがサポートの助産師さんに電話をして
来てもらうことになりました。
お産は助産師さん2人体制。と家族のサポート。
病院での出産と比べると本当にアットホームな雰囲気です。(というか本当に@home笑)
マルオは起きてきたけど…
8時ごろ、マルオが起き、リビングへ。
サポートの助産師さんも到着し、もう準備万端です!!
なのに赤ちゃん、なかなか降りてこない。。
私の身体も準備万端で、子宮口は全開大。
のんびり屋さんの赤ちゃん、マルコ。
出ておいでーと促すために、運動することに。
夫と階段の昇り降り、庭でマルオとウォーキング。
「いつも通りに掃除したり、食事作ってもいいんだよ?」
と助産師さんに言われましたが、それは遠慮させてもらいました。笑
痛いのはどこにいても一緒だけど、家族と一緒だと安心感が違います♬
11時くらいに陣痛間隔が3分になり、うめき声が出るくらいの強さに。
いよいよ出産です!!
自宅で産むということ
その時がきた
マルオは起きてからしばらく経っても赤ちゃんが産まれず、
大人たちはみな、母にかかりっきりであまり相手にもしてもらえず、
「つまんない、公園行きたい」
と言っていました。
その一方で、首からカメラを下げて、カメラマンの役割をこなしたり、お腹に聴診器を当ててくれたり、
母の口元に水を運んでくれたりと、頑張ってくれました。
そしてついにとの時。
自宅のリビングで。
夫の手を握りしめながら。マルオが応援してくれる中。
大きな大きな赤ちゃん、マルコを産むことができました!!
ぐずっていたマルオも、母から赤ちゃんが出てくる瞬間をしっかりと見てくれて、
「やったー!!赤ちゃん出てきたー!!初めて見た!!」と大喜び。
へその緒は、夫とマルオが2人で切ってくれました。
大きな胎盤を見て、へその緒を見て、おへそを見て、その役割をマルオに説明してあげられました。
産まれてすぐに…
自宅出産では、産まれてすぐに赤ちゃんとの新しい生活が始まります。
夜も一緒に寝れるし、24時間一緒にいられます♡
日常生活の中に赤ちゃんが産まれてくるので、マルオも多少受け入れてくれ易かったかな?
赤ちゃんを預かってもらうことなどはできないので、
病院と比較して大変だと感じるママもいるかもしれません。
産後はなるべく安静にしていないといけないので周囲の理解と協力は絶対だと思います!!
翌日から…
助産師さんとのおつきあいは、産んで終わりではありません。
翌日から1週間は毎日赤ちゃんと母体の様子を見にきてくださいました。
2週間健診、1ヶ月健診も、もちろん自宅で。
久しぶりの新生児で不安なことも、沐浴の練習も、母乳のあげかたも、
心配なことは全部助産師さんにその場で聞くことができました。
自宅出産を経験してみて
今回、マルコを自宅で出産してみて、
出産が自然な営みであること、家族で赤ちゃんを迎えられる喜びを
心から感じることができました。
もしまた赤ちゃんを授かることがあったら、
迷わず自宅出産を選択すると思います。
とはいえ、病院での出産と比較し、大変だったことも。
次回は、病院での出産と、自宅出産を比較する投稿を作りたいと思います!